2008年11月04日

税金は使うためにある

やっぱ税金は使わないとですね。

先日、中野区立中央図書館に行きました。こどもが児童書コーナーに走ったので、監視しに行くと、柱に「がいこくのえほん」と書いてあるではないか!

で、見てみると、あるわあるわ。

それも英語だけでなく、フランス語ドイツ語中国語スペイン語朝鮮語、その他。その他ってあんた。

中野区ってそんなにインテルナシオナルだったの?

まーいい。英語とスペイン語は全部読んでやる。ふふふ。

しかし、トーダイモトクラシーとはまさにこのこと。
posted by Sen~or Tadoku at 11:09| Comment(0) | 多読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月31日

The meaning of a song...

Well, now I'm living a "stones" life. For the first time in my life, I felt like knowing the lyrics of their song.

Yesterday I read this one. A song called "Dead flowers."

Well when you're sitting there
In your silk upholstered chair
Talking to some rich folk that you know
Well I hope you won't see me
In my ragged company
You know I could never be alone

Take me down little Susie, take me down
I know you think you're the Queen of the Underground
And you can send me dead flowers every morning
Send me dead flowers by the mail
Send me dead flowers to my wedding
And I won't forget to put roses on your grave

Well when you're sitting back
In your rose pink cadillac
Making bets on Kentucky Derby Day
I'll be in my basement room
With a needle and a spoon
And another girl can take my pain away

Take me down little Susie, take me down
I know you think you're the Queen of the Underground
And you can send me dead flowers every morning
Send me dead flowers by the mail
Send me dead flowers to my wedding
And I won't forget to put roses on your grave

Take me down little Susie, take me down
I know you think you're the Queen of the Underground
And you can send me dead flowers every morning
Send me dead flowers by the US mail
Say it with dead flowers at my wedding
And I won't forget to put roses on your grave
No I won't forget to put roses on your grave


I love this song, but I didn't understand what it said. So, I picked up my dictionary.... which made the matter worse.

Then I found this interesing site.

SONGMEANINGS

This is really "Eat-shit" kind of thing, isn't it?

If you like the Rolling Stones, why don't you let me know what you think this song means?

sticky.jpg

STICKY FINGERS by The Rolling Stones



posted by Sen~or Tadoku at 09:41| Comment(4) | Bookshelf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月29日

うんち食う

薀蓄って、「うんち食う」って読むんですね。はじめて知りました。

それならおれだって負けないぞー!

さて、今私は毎日ローリング・ストーンズを聞いています。数年に一度、ストーンズを聞かないと死んでしまう症状が出るのです。

でも、なぜか今回はことばが「すっと」入ってくる瞬間が多い。

今まではほとんど歌詞など意識したことなんてないし、歌詞の意味なんてわからなくても、歌は感じられるのです。

しかし、すっと入ってきて、「うんち食う」が出てきてしまいました。

wait on a friend です。

で、今ネットで全歌詞を読んでみました。

Watching girls go passing by
It ain't the latest thing
I'm just standing in a doorway
I'm just trying to make some sense
Out of these girls go passing by
The tales they tell of men
I'm not waiting on a lady
I'm just waiting on a friend

A smile relieves a heart that grieves
Remember what I said
I'm not waiting on a lady
I'm just waiting on a friend
I'm just waiting on a friend

Don't need a whore
I don't need no booze
Don't need a virgin priest
But I need someone I can cry to
I need someone to protect
Making love and breaking hearts
It is a game for youth
But I'm not waiting on a lady
I'm just waiting on a friend

ふむ。ストーリを考えると、「友達をまってる」って意味としか考えられない。実際、日本語タイトルも「友を待つ」(ダサい!)

でも、なんでwait forじゃないんだろうなぁ、と思っていたところ、昨日ちょうど、ある出版社が見本の辞書を置いていったのでそれを見た。

(ちなみに、この営業に私は「すいませんけど、私はできるだけ辞書を使わせないスタイルなんですよぉ。あ、でも見本は置いていってね。というと、彼は苦笑いを浮かべておりました。)

すると、『((米口)) 〔人を〕ちょっと待つ』

とあります。

わたしがまず感動したのは、なんとこの辞書は「ロシアの英語」もカバーいているということです。なんと、アメリカとロシアではそういう意味にもなるのか!

それにしても、ちょっと待つってなんじゃらほい。

ということで、求む「うんち食う」。

tatoo.jpg

Tatto You by Rollng Stones
posted by Sen~or Tadoku at 15:21| Comment(8) | 多読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

実験報告10月29日

えー、長いのを持っていくのを忘れたのですが、かばんの中に出前授業でシャドーイング実演に使った、ORT STAGE 4のCDがあることを思い出し、CDを使って実験しました。

CDをかけてやりだしたとたん弟は、「CDじゃやだよ。お父さんが読んでよ。」と言います。うーむ。やはり読み聞かせの力か。

そういえば、以前CNNかなんかで、アメリカ人の中国語早期教育をやっていて、赤ちゃん用中国語ビデオを赤ちゃんに見せた場合と、そのビデオと全く同じことを人間が赤ちゃんの目の前でやるってのを、数年後比較してというのをやっていました。結果はビデオの方は何も残っていない。目の前でやった方は残っているということだったと思います。

あ、またアメリカを出してしまった(笑)。

戻ります。

私は営業活動で3時間歩きまわった後なので、「いやだ。」と言いました。仕方なく弟はCDでシャドーイングしてます。すると姉が介入。弟は、「おまえが読むとやる気なくなるんだよ!」と怒ります。姉はすぐにあきて猫とじゃれはじめました。

1冊目を(The new house)が終わると、弟が、

「エビワン(everyone)って、みんな、って意味でしょ?」と聞きました。「そうだよ。」とつい答えてしまいましたが、こういうのもわかるようになったのか。everyoneってのは、どっちかっつうと機能語だよなぁ。ブログのプロフェソールの論に少し関係するか、と思っていると、やつは、「もうあきた。やーめた。」と言いました。

正味10分でしたねぇ。やはりまだCDだとやらないか。

私は下に降りテレビを見ていると、何やら上で物音がします。もう10時過ぎです。私が就寝指導に向かうと弟が自分の机をごそごそやっています。私が怒ると、「どうしても読みたい本があるんだよ!」と言います。何かを聞くと、『さかなをたべる』だそうな。1か月に1度は学校の図書館から借りてくる彼のフェイバリットです。

そーいえば、夕食を食べているときに私は彼に「お前、野球選手になれなかったら寿司職人になれ。」という話をしていたので、魚の研究熱にまた火がついたのでしょうか。

こうやって何かあると本を手に取るようになったのは、たぶん小学校の「読書の時間」と「図書の先生」のおかげだと思っています。

ちなみに奴もご多分にもれず「ゲーマー」ですので、私は、ゲームやインターネットや携帯が、こどもの本離れを誘発しているという論には賛成しかねます。ゲーム等がない時代でも、読まないやつは読まないはず。だって、私は高校に入るまで本なんて全く読まなかったですからね。

ちなみに、姉の夏休みの宿題は、「1010ページ読もう」というものでした。なんで、「1010」という中途半端な数字なのかと不思議なんですが、提出用の用紙は、多読記録手帳とそっくりなんです。タイトルとページ数とおすすめ度と、一言感想。

多読の影響?
posted by Sen~or Tadoku at 10:23| Comment(0) | 実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月28日

実験再開

もうしわけありません。

もう落ち着きましたので、実験を再開しました。

さて、実験に先立ち夕食後のこと。弟の野球チームの6年生の何名かが中学の部活じゃなくってシニアに入って野球をやるとかなんとかいう話をしていまして(結局野球かよ!と言わないでください)、で、この辺にシニアあるのか、なんかベアーズってのがあるらしい、とか言ったときに弟が言いました。

「ベアーってクマじゃん。だっせー!」

私は驚いて、

「お前なんでクマって知ってるんだ?」と聞くと、

「だって英語でクマはベアーじゃん。」と奴は言います。

私「なんでそんなこと知ってるかって聞いてるんだよ!」
弟「言わない。言いたくない。」
妻「英語の本の成果なんじゃない?」
私「いや、ベアーなんて出てこないだろ。」
姉「出てくるジャン!あの一番下の弟って誰だっけ?」
私「Kipper」
姉「Kipperのテディ・ベアーが出てくるジャン。」
私「あ、そうか。お前それで覚えてたのか?」
弟「だから、言いたくないって言ってるじゃん!」

と、弟が怒り出しましたのでこれでこの話は終わりましたが、どうなんでしょうね、実際。

さて、野球中継もないので、私も二人と寝室に行きました。それとなく、「英語やるか?」と聞くと二人とも「やだ!相撲やりたい!」と言います。しかし、なんでこないだから相撲なんだ!学校でやってるのでしょうか。

しばらく二人と相撲をしたあと、私が一人でORTを読みだすと、弟がよってきてしばらくシャドーイング。姉に、「お前はやらないのか?」と聞くと、「もうあきたよ。全部読んだよ。ステージ6とか8とか、そういうのもってきてよ!」と言います。

私は、「いや、でもそういうのは長いぞ。オレは読むのいやだぞ。」というと、姉は「長い方がいい!」と言います。つられて弟も「長い方がいい!」と言います。

私は、「こんないっぱい借りてるんだぞ。全部読んだのか?」と聞くと、二人して、「読んだジャン!」と言います。

私は「じゃあ」といってテストしました。いくつかの本をとって「これどういう話だ?」と聞くと、二人で競って話を再現します。(もちろん日本語ですよ!)

姉はすぐに飽きて、「だから、もっと長いのもってきてよ!」と怒ります。無視して逃げようとすると、弟が、SWAPを見始めました。文字は全然読んでないです。いつものように絵を見て、ページを行ったり来たりしながら何やら日本語でコメントしてます。それで、もう一度表紙を見て、「交換したかったのか。これ交換って意味なの?」と聞いてきます。私は「そーじゃねーの。」と答えておきました。まー今となっては全然驚かない普通の反応ですね。

ついでに姉に、多読指導のタブーを破ってテストしてみました。Magic Keyの、カギが光るページを見せ、glowingをさして「どういう意味だ?」と聞いたのです。奴は、「小さくなる?え?カギ?あ、カギはキーか。」というので、「もういいよ。早く寝ろ。」と言うと、「え?じゃあなに?Somethingが光る?え?じゃあ光るなの?」と言います。私は無視しました。

つうことで、もっと上のステージでやろうか、あるいは別の絵本でやるか。ふふふ。おもろいですね。

児童英語なんとか学会の大先生も発達心理学とか脳生理学とかいっとらんとまわりの子供にやってみいよ。
posted by Sen~or Tadoku at 11:26| Comment(0) | 実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月27日

オレ流

この話ばっかですいません。

オレ流監督の敗退後のことば。

「監督がもうちょっとな、頭の回転がよければ、こんなシーズンにならなかったと思うけど。選手は誰ひとり手を抜いてやったわけでもないし。いろんな問題点があるから、この次に生かすしかないんじゃないかな。まずは監督が頭をリフレッシュしてからだな。からっぽの状態にしなきゃダメだな。失敗はすべて監督の責任。ヘタな野球をやらせてしまった」

こういうこと言える人が、上にたつべきだ。

多読でプロフェソールが言っていた、「まず自分の英語がダメだと思っている人」という条件に通じると思いますが、それは言いすぎ?

さて、クルーンたちは「つぶされた」のか?それは日本シリーズのお楽しみ。1点差での勝ち試合を本当に彼らが守ることができるか!

がんばれ、原、クルーン、山口!(あくまで「ジャイアンツ」とは言えないなぁ。やっぱり異文化理解はムズかしい。)
posted by Sen~or Tadoku at 13:45| Comment(2) | 教育論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月25日

支援者とは?

ひめから、「日本語指導でなく日本語支援」ということを聞き、なるほどなぁー、と思い続けていますが。

思うに、一般的に「指導者」という仕事は、みんなそうなのではないか、と思うのです。ちまたで「コーチング」がはやっているのもそういう本質に気づいた人が増えているんではないか。

そして、昨日のクライマックスシリーズ。

原監督は、デッドボールしてしまったクルーンを交代させた。

まーそうだろうなぁ、と思いつつ、これぞ、名選手を次々とつぶしていく読売の「指導」なのか、と納得した。

落合や岡田なら、あそこで絶対に岩瀬とか藤川を交代させない。

もし打たれて逆転食らってもこう言う。

落合「うちは岩瀬が打たれたら終わりのチーム。あいつの代わりなんていない。」

岡田「俺が送り出した以上何もいうことないよ。」

原監督を批判しているわけでない。巨人は勝たなきゃいけないんだから、今シーズンのクルーンの状況と、あの試合の意味を考えるなら、野村に言わせれば、「10人中10人かえる。」だろう。

(原さんは、落合の5万倍くらいのプレッシャーを受けてやっているのだ。その点落合は、「俺を必要としないんなら、いつでも首切ってくれ。」と思っているはずなので、気楽なもんだ。だから、ある意味原さんも「つぶされている」側の人である。)

しかし、これでクルーンはもう終わったでしょう。いや、ある意味、巨人というチームに入りたいと思う名選手はどんどんいなくなるのではないか。

運よく、山口や東野がふんばって、原も「あの二人にも貴重な経験になった」といっていたが、もし最後に打たれていたらこの二人もつぶれていただろう。打たれなかったのはほんの数ミリの差。落合に言わせれば、「たまたま勝ち運があった。」ということ。いや、負け惜しみではなく。実力的には完全に5分5分だった。

なんでこんなことを「教育論」で書くかといえば、今の親たちのこどもに対する考え方、少しでも「いい学校」にいかせようと金をかけて塾に通わせている、この狂った状況と、原巨人がまったく同じ精神構造だと思うから。目先の、それも「金」に関わることしか考えていない。

今後も、この論つづけていきますよ。
posted by Sen~or Tadoku at 11:39| Comment(5) | 教育論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月24日

騙されない

ヤフーのトップページにこんなニュースがあった。

2ちゃんねるの管理人、西村博之が独占激白!「子どもにインターネットは必要ない!」

彼が言うには、

「子どもは自分たちを搾取しようとする第三者に対処する術を持っていない」

これを読んで思ったのですが、

大人もそうだよなぁ、と思うのです。

英語の話で言えば、NHKやら、各種「英語産業」に今までどれだけ多くの日本人が「搾取」されてきたことか....

それこそ100万近い金をつぎ込んで、結局話せもしねーわ、本も読めねーわ。こんな人いくらでもいることでしょう。

「自分たちを搾取しようとする第三者に対処する術」

を身につけるのも、現代の教育の使命でしょうな。こどもだけでなく、おとなも。

とりあえず、この人の本を読みましょう。

media.jpg

『メディア・コントロール―正義なき民主主義... 』byノーム・チョムスキー

なんか無茶苦茶読みづらい日本語なんですが。。。訳が悪いのか、もともと読みづらいのか。誰か英語版貸して。
posted by Sen~or Tadoku at 12:00| Comment(1) | Bookshelf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月23日

異文化理解教育

えーどうしても野球の話しか出てきませんが。あとしばらくはしょうがない。

昨日は東京ドームに行きました。息子と二人で。

3塁側の指定席をとったのに、周りはみーーーんな巨人ファン。あれ?青い人はどこ?と探すと、ぽつぽつと点在している程度。いかん。空気が重い。周りの目が「親子そろって名古屋からのこのこと青いTシャツ着てきてんじゃねーよ。」と言ってる。「いや、僕たち中野区に住んでますよ!」なんて言ってもダメな空気。そりゃそうだ。この人たちは、昨年われらにプライドも何もズタズタに傷つけられたのだ。それが、また今年も3位のくせにこんなとこまでやってきてしまった。あーーーー!

それでも、K.Y. KING宣言してしまった手前、席につくなり、バッグから真っ青なCDキャップを出し、二人でかぶりました。幸い、すぐ前に座っていた中年夫婦の携帯電話に「ドアラ」がぶらさがっていたので、「いざというときはこの人たちが助けてくれる。」と思いました。

夏目漱石が「黄色い猿」と言ったのがよーくわかるぜ。

われわれは、「青い猿」か。とてもじゃないが、「竜」なんて言えない。「コアラ」って空気でもない。

この状況で、オレンジ軍団に、「いや、今世界の流れはですね、多文化共生であり、キーワードは『トレランス』と言いましてね。」なんつってもダメだろうなぁ。

完全に「文明の衝突」状態。ハンチントンもここまでは想定してなかっただろう。

そーいえば、昨年は調子にのって「アジアシリーズ」を2回もこの東京ドームに来ましたが、いつものクセでつい3塁側指定席をとってしまい、1回目は台湾人の中で、2回目は韓国人の中で、青い帽子をかぶっておとなしく座ってました。ははは。

しかし、台湾人や韓国人の中にいるよりも、同じ日本人であるはずの巨人ファンの中にいる方がこわかった。

そもそも人が二人いればもう異文化衝突ははじまるのだ。

だから、「国際理解には英語が必要」なんてとんでもねー!

英語なんかできなくても、外国人と交流なんかしなくても「国際理解教育」なんてできるぞ!

もう野球の話になれば、私の中では巨人ファンなんて、「外国人」どころか、それこそ「バーバリアン」でした。名古屋に生まれた私は物心つく前から、「巨人は悪だ。」と刷り込まれてきたのです。いや、私だけじゃないでしょう。多くの名古屋人も、多くの関西人も、広島人もそうだと思います。

私は高校生のときからブルースやR&Bが好きで、「黒人差別」関連の本などはよく読んだんですが、今になって思えば、私が巨人ファンに対して抱いている感情はまさしく人種差別です。刷り込まれたものなんです。

前の職場では熱狂的なG党の先輩がいまして、よくからかって遊んでいたのですが、心の奥底で、「なんでこんなにいい人が巨人ファンなんだ。」という気持ちがあったのです。ハックルベリーフィンやトムソーヤが奴隷の、あの、名前なんでしたっけ?あの人のことを仲間としてリスぺクトしながらも、「だけどあいつはくろんぼだから」と言ってしまう感覚と同じでしょう。

どんどん話がそれていきますが、「青いサル」の私は、久しぶりに「こりゃ空気読んだ方がいいかも。」と感じたのです。

さて、試合の方は緊迫した展開。竜が点をとると、すかさずGが追いつく。でも追い越せない。空気はどんどん重くなる。

しかし同点でむかえた8回裏、ついにG党歓喜の瞬間が近づいた。1死満塁で、代打ヨシノブ!私は「よかった。これで無事帰れる。」と正直思った。いや、いつもだったら心の中で、「ヨシノブ!てめーに打てるわけねーだろ、とっととすっこめ!アホが!」と思うのですが(口には出さないっすよ)、今日ばかりは、「もう早く楽にしてください。Gが日本シリーズに行ってください。西武と巨人の対決は日本中が興奮するでしょうから。それに、もう9時半ですし、うちの息子は明日学校があります。ここで逆転していただければ、もうすっきりした気持ちで安全に家に帰れますし、息子も明日寝坊することもありません。」とヨシノブを心から応援していた。

そういう今まで経験したことのない私の精神状態の中、ヨシノブが打った。ちょっとつまりぎみだが、前進守備の二遊間を抜けてセンター前!これで巨人が逆転!

と思った瞬間。

名手井端がまたしてもインクレディブルなプレーを披露した。

巨人ファンのプライドをまたしてもズタズタに傷つけたのだ。

私の周辺に点在した少数民族の青ザルが立ちあがって歓声をあげたが...

空気が凍っとる。遠くのレフトスタンドで歓声をあげる青い軍団が、キューバくらい遠くに見える。自分のまわりは凍っとる。危ない。

後ろのオレンジ・ギャルが「まじ気分悪いんだけどっ!」と叫ぶ...左ななめ前のガラの悪そうな兄ちゃんが、「イバターーーーー、てめーまじでうぜーんだよ!」と叫ぶ。

空気読めよ!イバターーーーーーーー!

しかし、竜軍団のK.Y.攻撃はまだ続く。

9回裏登場したクルーンに襲い掛かり、なんと今度は竜の逆転チャンス。そこへ出てきたのが、先日クルーンから勝ち越しHRを打った中村ノリ。もうだめだ。このままじゃ中日が勝ってしまう。こわい。でも、見たい。息子に「もう遅いから帰るか?」と聞くと、「何言っちゃんてんの!中日の大チャンスじゃん!」という。まーこいつに空気読めというのは無理だわな。しかし、かくいう私もこわいが見たい。

さて、中村ノリにクルーンがインコースの直球を投げる。打ちに行った中村がひっくり返ってボールをよけた。しかし、判定は「空振りストライク」。普段なら審判に「てめー、コラ、ナベツネにいくらもらっとんじゃい!」と心の中で叫ぶのですが、今日ばかりは「はい、審判がストライクと言えばストライクです!」と思う。

しかししかし....

背番号66がベンチから抗議に出てきた。

「カントクーーー。一生に一度でいいから空気読んで!」との私の願いも届かず、66番はスタスタと球審に歩み寄る。

私の周りの数名のオヤジが「オチアイーーー、てめえ、すっこめ!この野郎!」と怒りだす。

早くこの場から逃げたい。でも最後まで見たい.....

結局最後まで見てしまった。試合終了22時5分。

水道橋までの道のりも、G党の恨みつらみの空気が漂う。中央線のホームでなんとか青いユニフォームを着たカップルを発見。その後ろにひっそりと並んで電車を待ちました....

国際理解とか異文化理解なんてそんな甘いもんじゃない。そんなに簡単にわかりあえっこない。

それを再認識した1日でありました。
posted by Sen~or Tadoku at 17:16| Comment(6) | 教育論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

見たか!

やっぱりどうしても言いたい。

一昨日のCS第一ステージ最終戦である。

こんなすごい試合はめったに見れない。

負けたら終わりという状況で、一流選手たちがガチガチになって少年野球並みのミスを連発。フライ1つとるのに、大声はりあげ、手を振り回している。その中で若いピッチャー2人の「火の玉」投球。

ついに、一流役者が登場。藤川である。そこへもう一人の大役者、立浪登場。まさに「クライマックス」のはじまり。

立浪が藤川に勝つ。そして、次の、まだまだ「準一流」の森野君はあえなく凡退。しかし、この凡退もこの後に訪れるクライマックスの序章として最高の演技であった。

さぁ、真のクライマックス。藤川VSウッズの対決。

昨年9月14日にもこの二人は歴史に残る名勝負を繰り広げた。まっとうな野球ファンなら全員その場面を思い出したはず。

こんな奇跡的なストーリー展開での、こんな奇跡的な場面設定。

東京新聞はこう書いた。

「息をするのも忘れてしまいそうな瞬間だった。」

いやいやテレビを見てた私も息してなかった。タイロンの一撃の瞬間、竜党の私は歓喜のおたけびをあげるのが普通だろうが、それもできなかった。

「あーーーーーーー疲れた、死ぬかと思った。」この言葉しか出てこなかった。

次に、アップで映し出されたピッチャー藤川とキャッチャー矢野の表情に目がくぎづけになって、涙が出てきた。

あれ?おれどっちファン?

そんなのどーでもよくなっていた。

もうあさっての東京ドームのチケットも日本シリーズもどーでもいい。こんな瞬間を見れた。虎と竜の選手に感謝。野球に感謝。グラシアス、野球。

オレ流監督は試合後の会見でこう語った。

「見応えあったでしょ? あれだけの抑えのエースと4番。打つ、打たないは別としてこれが野球の醍醐味。」

どうだ!

言葉が重いのだ!

私にはこう聞こえた。

「見たか。これが俺達の野球だ。日本の野球に対してぐだぐだ文句言っている奴らは、まず俺たちの野球を見ろ。見ればすごさがわかるだろ。わからないやつは最初から野球なんか見るな!」

ファンも素晴らしかったようだ。このブログを読め!

「日本野球がつまらなくなった。」とアホなことをぬかし続けているメディアの人間どもへ言いたい。

こういう、息もできないような、奇跡的な、ミラクルなストーリーを伝えないで、何が、「つまらなくなった。」だ!

とにかく今言いたいのはこの一言。

「見たか!これがオレたちの野球だ!」
posted by Sen~or Tadoku at 13:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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